乳腺外来
 2010年1月より、乳腺外来が始まります。
女性にとって、そして生まれてくる赤ちゃんにとって大切なおっぱい。
おっぱいに関わるお悩みや不安なことがありましたら、どんな小さなことでもいいですからお気軽にご来院下さい。
淀川キリスト教病院レディースホスピタルの乳腺外来があなたのおっぱいを守ります。
 
乳腺外来って何を診るところ?

 「乳腺外来」という言葉を聞きなれない方もたくさんいらっしゃると思います。   
一言で言うと、「乳がんをはじめ、おっぱいに関するすべての疾患を診る外来」です。

 これまでおっぱいについて悩みがあっても、「どの診療科を受診していいのか分からない」、「ちょっと恥ずかしい」、「しこりはないし大丈夫」という気持ちから、おっぱいについて受診される方は多くありませんでした。
しかし近年日本人女性の乳がんでの死亡率が上昇するなど、おっぱいの疾患と女性の一生を切り離して考えることは難しくなってきました。

 当院ではおっぱいの疾患から地域の女性の健康を守るため、週に一度専門のドクターをお招きして乳腺外来を始めます。   
皆さまにお気軽に受診して頂けるよう、医師、スタッフともに万全の体制でお迎え致しますので、おっぱいについて気になることがあればまずはご予約の上ご来院下さい。

産婦人科に乳腺外来

 おっぱいについてお悩みがあっても、どの診療科を受診すればいいのか分からない方も多かったと思います。これまでは乳腺の専門医のいる外科で診てもらうことがほとんどでした。   
しかし、おっぱいに異常を感じた女性の多くが婦人科での受診を希望しています。   
やはり通いなれた病院で診てもらえるのは、とても安心ですよね。
かかりつけ医ということの通いやすさもあります。
「おっぱいを診てもらう」という敷居を少しでも低くして、ひとりでも多くの女性がおっぱいの疾患から守られるよう当院の産婦人科に乳腺外来を設けました。

ドクター紹介
乳腺外来 木本安彦先生 ごあいさつ

がんは早期に治療すれば、ほとんど治ります。
特に乳がんは小さいうちに早く見つけることが大事ですし、また見つけることができます。
女性の命、乳房を失うことなく治すためにも、とにもかくにも早期発見が大切です。
定期検査を欠かさずに。自己触診方法もご指導いたします。

 

プロフィール
1953年、奈良県に生まれる。
大阪大学医学部を卒業。
大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学および生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。
宇宙、生命、進化、再生医療など、脳内思考を止めることがない。
現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。


著書のご紹介(ペンネーム霧村悠康)

『吼える遺伝子』(静山社文庫)
『透白の殺意』(ぶんか社文庫)
『死の点滴』(二見文庫)
『脳内出血』『細菌No.731』(以上、だいわ文庫)
など。

 

木本先生は乳腺のエキスパートとして各病院で診療に当たられている他、医療ミステリー作家(ペンネーム霧村悠康)、画家としても第一線で活躍されています。

診療案内
診療曜日・診療時間

毎週火曜日  16:30〜19:30

予約(診察は必ず予約が必要です。)

 初診の方は、まずはお電話にてご予約下さい。再診の方は、お電話か診察時に次回のご予約をお願い致します。

手術

 手術が必要な場合は、淀川キリスト教病院本院にて手術を受けて頂けます。 術後の経過は当院にて診させて頂きます。 当院と本院でしっかり協力体制を敷いておりますので、安心してお任せ下さい。

乳がんとは
乳がんについて

 現在日本人女性の20人に1人が乳がんを発症する可能性があるといわれ、その数は年々増えています。
20代〜80代までのあらゆる年代の女性が乳がんにかかる可能性があり、特に30代〜40代にかけて発症率は急増します。
また30代〜60代にかけての女性の死亡原因のトップが乳がんです。

 近年欧米では閉経後の50代〜80代の患者が増えており、日本もその傾向にあるといいます。
女性であれば誰もが乳がんにかかる可能性があります。
しかし乳がんは早期受診・早期発見できれば完治できる病気です。
お一人お一人が乳がんについて意識を高めることで、乳がんに苦しむ方を少しでも減らすことができます。
早期受診で早期発見をして頂きたいと思います。

乳がんの原因・症状
原因: 家族で乳がんにかかったことがある方、以前片方の乳房で乳がんの治療を行ったことがある方は注意が必要です。
また乳がんの発症にはエストロゲンという女性ホルモンが影響しているといいます。
エストロゲンは月経の期間中に多く分泌されていますので、初産の年齢が遅かった方、出産経験のない方、初潮の年齢が早かった方、閉経が遅かった方、ホルモン補充治療を長期間されている方などは乳がんになりやすいといえるかもしれません。
こう並べてみると乳がんは特殊な病気ではないということが分かると思います。
   
症状: しこり、乳頭から血液のような分泌物がある、くぼみ、腫れ、部分的な赤みなど
その他の病気について

 乳がん以外にもおっぱいの病気はたくさんあります。 ここではその一部を紹介します。
症状や程度は人により異なり、またしこりができず触診では分からない病気たくさんあります。   
少しでも異常を感じたときはご相談にお越しください。

乳腺炎

 普通、授乳中の方に起こりやすい病気です。
乳頭に乳汁がたまり、乳輪部からの最近の感染によって、痛みや腫れ、発熱を引き起こします。

乳腺症

 良性のおっぱいの病気の中で最も多い病気です。
でこぼこのしこりができ、生理前に張ったり、強い痛みを感じます。

乳腺線維腺腫

 15歳〜30歳の若い方に多い病気です。 硬くて丸いしこりができ、痛みはありません。

乳腺嚢胞症

 乳管の中に水がたまった袋がつまり、分泌物がたまることで起こる病気です。   
生理前にしこりができることが多いです。

うっ帯性乳腺炎

 分娩後すぐの初産婦の方に多い病気です。
乳管内に母乳がたまることにより、乳房の腫れ、痛み、赤みが現れます。

乳輪下膿瘍

 乳頭が陥没している若い方に多い病気です。
乳輪の下に膿がたまり、周辺皮膚にまで広がります。再発の恐れがあり、炎症を繰り返します。

こんな症状のときは受診しましょう。
  • しこりがある
  • 乳房がへこんでいる・ひきつる
  • 授乳中乳房がはれて痛い
  • 透明な分泌液が出る
  • 分泌液に血や膿が混ざっている
  • 白いもの(乳汁)が出る
  • 乳房が張る
  • 乳房・乳首が痛い
  • 乳房の発赤・痛み

など