産婦人科医のステプトー先生と生物学者のエドワーズ教授が英国で初めて体外受精に成功したのは1978年のことです。最初はたった10%にも満たない成功率も今では50%に達しようとしています。そして、この技術によってこの世に生を受けた子供は100万人を超えています。
この技術ははじめは「試験管ベビー」などと言われ、シンプルな方法でしたが今では多くの関連技術が発達し、安全に簡単にできるようになりました。不妊治療もこの技術の発明から大きく変わり難治性の不妊症でもあっという間に子宝を授かるようになったのです。
体外受精を受けようとする人が一番心配することに触れておきましょう。一つ目は奇形児ができないかという点です。幸い、出産児の数も増え大きな統計が出るようになっていてこの点も殆ど自然妊娠と変わらないというのが定説です。次に、痛くないかという点。体外受精で痛いのは注射と採卵でしょう。又、採卵の時は完全に麻酔しますので心配いりません。
不妊に関しての一通りの検査もやった、治療もやったあるいは人工授精もやったという方。ご主人の精子の状態が大変悪くて漢方薬をのんでいてもらちがあかない方。ここで、体外受精についてもっと真剣に考えてみては如何でしょうか。
この技術の発達によって、一匹の精子と一個の卵子があれば妊娠が可能になったといっても過言ではありません。しかし、妊娠にとって最も大きな壁となるのは精子と卵子そして胚を受け入れる子宮内膜の老化です。もし、1年以上不妊治療をしたり、人工授精までの段階を終えている方には一日でも、一時間でも早く体外受精関連技術(不妊補助治療 ART)をお受けになることを真剣に検討するようお勧めします。卵子を使い果たしてしまったり、老化して分割が途中で停止するように成ってからでは如何に立派な技術を用いても妊娠は困難となります。
体外受精系統の治療には次のいくつかがあります。まず普通の体外受精胚移植法。そして、さらに進んだ顕微授精法。そして、特殊なところでは無精子症に対する精巣上体精子吸引法、睾丸精子を利用する方法、孵化補助術等があります。 また、胚移植法にも色々あります。では、実際に体外受精ってどうするんだろうと思う方は鈴木さんの子宝獲得日記を読んでみましょう。他のトピックス
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